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『認知症の人への理解と対応』―― にしとも広場活動に役立つ 知っておきたいシリーズ 第2回

<2018年 第58号>

 1月19日、シリーズの第2回目では、医療法人 法人会「高齢者グループホーム 横浜ゆうゆう」管理者の井上義臣さんを講師にお招きしました。


 認知症は脳の神経細胞の病気で、物忘れがひどくなる、時間や場所がわからなくなる、判断をすることができなくなったりします。一度発症してしまうと今の医学ではまだ直すことができませんが、進行を遅らせる薬は開発されているそうです。


 井上さんは、周りの人が気づいて早めに医療機関につなげることが進行を遅らせたり、症状を改善させたりできる可能性を作る。また、私たちが認知症について知り、ご本人の立場に立って向かい合って受容的な態度でゆっくり関わることと、やわらかい表情でしっかりとアイコンタクトを取ることが大切だと強調されました。そして、人に認めてもらう役割を発揮する場面づくり、喜びや達成感を味わうことができるような配慮・企画作りが大切だと話されました。

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