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あれ、大丈夫? うつ病は15人に1人が経験

<2012年 第27号>

 あなたが「食欲がない」「眠れない」と気になったり、「何もかもダメだ」と思う ようになったらうつ病かもしれません。そうしたときに相談できる場所を知ってい ただこうと、西区役所、各地域ケアプラザ、生活支援センター西で共催の『地域啓 発講座「うつ病の理解と対応」』の1回目が11月28日藤棚地域ケアプラザで実施されました。


 この日は、和歌山県で精神障害者就労支援施設「麦の郷」を開設した時に地元の人たちとの間 で起きた葛藤をテーマにした映画「ふるさとをください」(ジェームス三木脚本)が上映された 後、うつ病の相談ができる場所(西区保健センター、藤棚地域ケアプラザ、生活支援センター西) の紹介がありました。


 続く2回目12月10日では精神科医や看護の現場から、「うつ病の理解と対応 について」精神科医の菅原道哉先生(石川町クリニック)の講演がありました。「旧 来から言われているうつ病だけではなく、うつ病の分類がまじめで几帳面な日本人 気質に沿ったものから自己主張をする世界基準へ変化して、現在ではうつ病の範囲が広がってき ている。そのため気軽にうつ病だと言って受診し、薬を欲しがる人が増えた。うつ状態とはつら い状態から身体を守るための脳機能であるため、あまり心配することはないが、食欲不振、睡眠 障害や倦怠感などが続くならお医者さんにかかることが望ましい」というお話をされました。


 この後、宮崎ケアプラザ(第1回1月13日と第2回1月27日)、浅間台、戸部本町のケア プラザで行われます。

お申込み・問合せは、生活支援センター 西 045-252-2414 へ。

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