<2014年 第38号>
藤棚地域は商店街を初めとしていつも清潔な印象があります。今 回はその気持ちの良い街を実現するためにまちのゴミを拾っている、 久保町にお住まいの山崎日出樹さんを訪ねました。
山崎さんは、毎朝5時40分くらいから6時20分くらいまで雨の 日は除いてほぼ毎日、通称へび坂を中心に地域と商店街にかかる道の ゴミを拾っています。自分の健康のために道の掃除を始めようと思っ て、もう10年位やっているそうです。
ある朝、記者も同行させてもらいました。タバコのポイ捨てが目立 ちます。ジュースの空き缶やおにぎりのビニール袋もありました。枯 葉は自然の趣があったりするので残しておきます。周辺の 地区でもゴミを拾う人を見かけるようになって、10年前 とくらべると随分きれいになってきたそうです。通る人と 挨拶を交わすのも嬉しいと言います。
元建築家の山崎さんは、地域の久保町第一親和会の副会 長や民生委員、青少年指導員を務めるかたわら、食事会(赤 い靴)、シニア体操(はつらつクラブ)でも活躍されてい ます。