<2020年 第70号>
掃部山の銅像前広場から左右に下る手前の左側に珍しい2本の桜が並んで植わっています。
その内の御衣黄(ギョイコウ 写真上)は緑色の花が咲きます。次第に赤みを増して散るころにはかなり赤くなります。その名前の由来は江戸時代、貴族の衣服の萌葱色からきているそうです。
もう1本の普賢象(フゲンゾウ 写真下)は、八重咲きの大きな花の中心の葉化し た雌しべを象の鼻に見立てて、普賢菩薩が象に乗っているとして名付けられました。
見ごろはソメイヨシノの満開より10 日以上遅く迎えます。
(写真は、2019 年4 月16 日坪野晃久さん撮影)