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交通安全運動推進

<2023年 第86号>

 2月1日、内閣府より全国交通安全運動推進要綱が発表され、令和5年春の運動期間は5月11日(木)~20日(土)までの10日間と決められました。自動車の交通安全だけではなく、昨今は自転車の交通ルールについても啓蒙される機会が多くなっているように感じます。

 記者が出会った事故を中心に記載します。交通事故への意識を高める一助になれば幸いです。


その1(60代男性:自転車に乗る女子学生との衝突事故)

●信号が青になって走ろうとした瞬間、ショックがありました。すぐに立ちあがり、痛みは肋骨だけで命に別状はありませんでした。その時近所の主婦が近寄り、女子学生に向かい「駄目じゃないの、歩道を自転車で走ったら!」きつく説教しています。主婦が用意してくれた、電話番号等書いたメモを受け取り、礼を言って自宅に戻りました。幸い痛みは2週間でとれました。

⇒自転車は車のなかまです。車道走行が原則、左側を通行します。歩道走行は例外、歩行者が優先です。


その2(70代男性:居眠り運転)

●うっかり眠ってしまい片側2車線の道路で路肩に激突、車体はひっくり返って大破しました。幸いにも火災を起さずに、ひっくり返りながらもシートベルトをしていたので車の中で宙づりのままで怪我はありませんでした。ドアは運良くすぐに開きました。警察もまもなく来てくれて事故の調査に当たり、「シートベルトをしていたから助かった」と言いました。

⇒運転中に眠くなる経験のある方は多いのではないでしょうか。シートベルトの大切さを教えてくれる事例です。年齢のことも考慮し、この後から全く運転はしていないそうです。



その3(20代女性:後ろから煽られて追突された事故)

●車線の無い細い道路を運転していたら、突然にクラクションがブーと聞こえてきました。ビックリして停車したところを、後ろの車に追突されました。幸い私にはケガは無く、車の後部バンパーが割れただけでした。警察の方が、煽られたら車道の横に寄せてハザードを付けると良いと教えてくれました。

⇒令和2年6月にあおり運転による罰則が創設されています。ドライブレコーダーの活用も有効です。



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