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新イベントに次々チャレンジ! 藤棚商店会長に聞く

<2016年 第50号>

 藤棚商店会は今年、初めてのイベントを次々に開催しています。春のフリーマーケット、夏まつりのライブやビアガーデン、11 月12 日(土)には秋まつりを初開催。活性化めざましい藤棚商店会。赤荻勇二郎会長にその秘密を伺いました。


赤荻勇二郎会長


 「去年の5月に会長が変わり、その頃から皆でなんとかしよう、という機運が盛り上がりました」。奥様も「とにかくやってみよう、やってダメなら次また考えよう、の勢いです」と証言。初の試みの夏まつりは、「夏の思い出を子供たちに作らせたい、商店街を知ってくれる人を増やしたいと考えました。子供たちが遊べる所もあり、夕方からはビアガーデンにして、出し物はみんなが感動するものを呼びました」。


夏まつり


 コンセプトは「商店街の自分たちが楽しくなかったら、お客様も楽しいはずがない。自分たちでやろうとみんなが店を出しました」。そして大盛況のイベントに。「秋まつりはスポーツ、“藤棚5 種競技”。フラフープと幅跳びと縄跳び、グランドゴルフにダーツ。若手の実行委員会が集まって、金銀銅メダルや副賞を出そうと、率先してやってくれています」。同日、コミュニティールーム「藤棚ワイワイ広場」もオープンします。「休憩、手荷物預かり、車椅子のまま入れるトイレ、授乳・おむつ替え場所も作ります。気兼ねなく使えるトイレも」。


 これからの抱負は?「年間行事を構築する、そして“売り”を作る。藤の棚がある綺麗な公園のような商店街にしたい。来年にかけて着手して、テレビ局が取材にやって来るような商店街に」。


 赤荻会長は化粧品店「いろや」の社長さん。2代目で創業は終戦直後の昭和22 年。「昔でいう小間物屋でした。当時は何でも置けば売れる時代。化粧品だって秤(はかり)売りをしていた時代でした」。いまでは港南台や上大岡にもお店を出しています。団塊世代ド真ん中とおっしゃる奥様は、「商店会に女子部があって、お店の奥さんや女性スタッフとカラオケしながら、あれやったらこれやったらとアイデアを出し合っています」。なるほど、こんなところに藤棚商店会のパワーの秘密がありそうですね。

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