<2015年 第41号>
戸部本町の紅梅通りに駄菓子屋さんがあります。午後 3 時 を過ぎると小学生が争うようにして大勢やってきます。夢中 になりながら自分の欲しいものを探す子どもたちの表情は、 とても幸せそうです。
子どもたちからおばちゃんと呼ばれている佐藤弘子さん は、退職後に店を開きました。事情で他区から引っ越してき ましたが、この街が下町っぽくてとても気に入っています。 子どもたちが「このお店がつぶれると悲しい」からと言って、それぞれが別の小学校の生徒 まで呼んでくるそうです。佐藤さんは、そういう子どもたちを「かわいいと思うだけでなく、 しつけも怠ることなくこのお店を続けたい。そして、できたら高齢者どうしがお話できる、 憩いの場所にもしたい。」と語っています。
咲弘洞は5月10日の“こども笑店街”に出店します。連絡は412-6559。