<2011年 第19号>
お店は藤棚交差点から県営住宅に向かう入り口にあります。お店 の名前の由来をお聞きしたところ、関東大震災で大きな被害を受け た有隣堂の創業者松信大助氏が従業員にまで暖簾わけをし、第九有 隣堂まで生まれたのだそうです。今残っているのはこの「第七有燐 堂」だけです。
教科書の取り扱いの店としても有名で、2 月ごろから準備をはじ め、新学期を迎える前まで猫の手も借りたいほどの忙しさです、しかし、最近の活字離れは 深刻で店売りが激減、同業者が次々と店を閉じています。文芸書は 70 歳前後の人しか手に しないし、電子化が進んだら町の本屋さんは大打撃と心配しています。
本は心の糧、一度来店され、藤棚の町のことをよくご存知の奥さんとの会話を楽しんでは いかがでしょう。