<2014年 第35号>
長い間稲荷台小学校PTA会長をお勤めに なって、先月で退任された鈴木幸枝さんに、 これからのPTAについてご意見をお寄せい ただきました。
PTA とは、保護者と教 職員が協力し児童が学 びやすい環境を整える任意の会です。最近は保護者だけでなく地域の方も 役員になっていただき PTCA という組織になっている学校もあります。
活動内容はベルマークの収集、広報誌作成、通学路の安全見守り、白衣 点検、運動会の運営手伝い、バザーの企画運営などです。これらを7つの 委員会で分担し保護者は必ずどこかの委員会に所属をします。仕事をして いるお母さんが多いことから、ライフスタイルに合わせて委員会を選べる ようにしています。また決める時は学年を超えてお友達同士でも委員会を 選べるよう工夫しています。
新たに「稲荷台ユナイテッド」という組織も作りました。2週間に一度、朝授業前の10分間、 子どもたちにお話を読んであげるブックレンジャー、芝生の手入れ、家庭科や 1 年生のプール学 習の安全見守りなど登録制でできるときにご協力いただくものです。地域の方には参加しやすい 活動になっていますので、ぜひご登録いただければと思います。すでに境之谷や公園近くの地域 の方には登下校の見守りで毎朝お世話になっています。
昔と今では教育に対する考え方や子育ての考え方が学校も保護者も変わってきています。しか し、人を育てるのは人であり、愛する人々の手のぬくもりであることにかわりはないと思ってい ます。稲荷台の子どもたちがまっすぐと子供らしく育っていくために多くの方の手のぬくもりが 必要です。これからも無理をせず楽しくできる範囲でのご協力をお願いいたします。