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西前ファミリー

<2016年 第50号>

 西前小学校の西門にある謎のモニュメント。大小の人型が並ぶ彫像は、登校する児童を見守っているかのようです。いつだれが、製作の意図は?西前小学校の末松校長先生にお話を伺いました。



 石でできたこの作品は、石彫家・中岡慎太郎さんが平成4 年に寄贈したもので、題名は「family」。南アフリカ産の黒い花崗岩で、一つの石を8 つに割って形を作り、それらを結合したそうです。


 産の黒い花崗岩で、一つの石を8 つに割って形を作り、それらを結合したそうです。製作者の中岡さんより、西前小のみんなに残したメッセージがあります。「人類は家族。友だちの他、いろいろな人と関わりをもって生活しています。地球で、人間は種(しゅ)として一つ、世界中みんなが繋がっています。私の作品も、一つに戻ってつながって、完成します。私の、みんなの家族もね」。みんなは「西前ファミリー」ですね。

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