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西前小学校出身の文豪「山本周五郎展」 神奈川近代文学館

<2017年 第57号>

 港の見える丘公園にある神奈川近代文学館で、9 月30 日から11月26 日の間、山本周五郎没後50 年を記念して企画展「山本周五郎展」が開催されました。山本周五郎は1903 年に山梨県で生まれ、小学生1 年生の時に久保町に転居してきて、1916 年に横浜市立尋常西前小学校(現在の西前小学校)を卒業。小説家を志したきっかけは、この西前小学校時代の恩師による影響だそうです。


 代表作は『樅ノ木は残った』(1954-58 年)『赤ひげ診療譚 』(1958年)『季節のない街』(1962 年)など。それぞれの人生をただひたむきに生きる登場人物のリアルな描写の作風は、読者の心に共感を呼びます。山本周五郎の著書は、西前小学校コミュニティハウスでも閲覧することができます。


神奈川近代文学館

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