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西区版 在宅避難~災害時も日常に近い生活~

<2024年 第96号>

 災害の国、日本。一年を通じてあちこちで災害が起きて避難の様子が報道されます。つらい災害時も日常に近い生活を送るために、西区でも在宅避難を勧めています。西区が出している在宅避難のリーフレットを簡単にご紹介します。



 在宅避難は、プライバシーの保たれた住み慣れた環境で生活できるため、ストレスの少ない避難行動です。物を持ち出す必要もなく、冷蔵庫の食料もそのまま使うことができます。できるところから在宅避難の準備を始めましょう。


避難先による環境の違い

避難所・避難場所のスペースや設備には限りがあります。自宅が安全であれば、地域防災拠点や地区センターよりも、親戚・知人を含む在宅避難の方がふだんの生活に近い環境で過ごせます。

在宅避難の準備の基本は3つです。


1つ目、備蓄は『最低3日分できれば7日分』です。備蓄はローリングストック法(備える→消費する→買い足す)で。飲料水ならば「1人1日3リットル×家族の人数」の目安。


2つ目はトイレパックの使い方です。人の排泄は1日5回程度と言われています。3人家族の場合「1日5回分×3日分×3人=45パック」ですが、家族の必要数を予め把握しておきましょう。


そして3つ目が災害に強い家に! 家が倒壊しなくても、家具が倒れたりすると、在宅避難の妨げになってしまいます。家の中の対策をしっかりと行い在宅避難ができる環境を整えましょう。


リーフレットでは、在宅避難できないときの避難行動についてもわかりやすくくわしく書かれていて、西区役所などで手にすることができます。

参照・・・「西区版 在宅避難」  横浜市西区役所総務部防災担当 2022年2月発行




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